ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落266 [2017-10-10]


266 One should not be in a hurry to cultivate cosmic memory, for impatience will cause a misapplication of the law. Always remember that consciousness is eternal. Therefore it is not going anywhere, so it is not in a hurry, for in itself it is all inclusive. And by remembering this one will avoid many mistakes.
266 人は宇宙的記憶を培うのに急いではいけません。何故なら、短気は法則の誤用をもたらすからです。常に意識は永遠であることを思い出して下さい。ですから、それは何処に行ってしまうことはなく、急いではいません。何故なら、それ自身の中に全てが含まれているからです。そしてこのことを覚えていることによって、人は多くの過ちを避けることが出来ます。



【解説】
成果を得ようと焦ってはならない。本項はこの学習の注意点を私達に伝えています。この分野の学習は自分自身の知覚力を養い、印象への感受性を高めるもので、その成果は少しずつしか現れません。また他でもない自分自身と向き合う訳ですから自分で言い訳を作って先延ばしにしたり、そもそもこの分野を放棄することさえ可能です。
そこで著者は私達に時間は無限にあり、目指す相手である「意識」は永続するので先ずは急がず、一歩一歩進むよう促しています。急いで成果が上がらないからと言って、学習それ自体を放棄するなと戒めているのです。
私達が現在の肉体のまま生存している間も、私達の自覚に関わらず、私達の内側には意識が居て膨大な数の細胞に指示を与え常に新鮮活発な人体を支えている訳で、決して自分の手より遠くに行くことはないのです。私達が生きている限り、私達にとって最高の師は常に私達と共にあるという訳です。



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