ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落262 [2017-10-04]


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This particular phase of life is a major part to be learned and it should not be very hard when the sense mind begins to live with the consciousness instead of acting on its own as it has been doing. And results will be outstanding when the two live as one. This may seem to be a repetition of what has been said before, but repetition becomes a memory.
262 特にこの段階の生活は学習する上での主要な部分であり、感覚の心がこれまでして来たように自分自身が確保しているものを前提として行動する代わりに、意識と共に生き始める時には、過度に行うべきではありません。そしてその両者(訳注:意識と心)が一体となって生活する時、効果は傑出したものになるでしょう。このことはこれまで述べられたことの繰り返しのように見えるかも知れませんが、繰り返すことが記憶になるのです。



【解説】
私のわずかな体験からも、自らの行動を内部から湧き起るインスピレーションに従って行うことは大きな成果をもたらすことが分かります。つまり、湧き起る印象をヒントとして行動することが、意識の指導に従って私達の心が成長する唯一の道だという訳です。
各自によって状況は異なるかも知れませんが、この「印象に従う」ことは誰でもが出来ることであり、それらを繰りかえすことで私達も次第に自分の中にある「意識」の存在を知覚出来るようになるものと思われます。
また本項ではこのように繰り返すことで、それらがやがて本来の宇宙的記憶になると説いています。どれほど密接に自身の意識と交流し、融合的になれたかが問われることになるのです。このことからも本講座をただ読むだけでは価値がなく、各自の実生活の中で日々どのような心境、境地で意識に耳を傾け、印象に従った行動をとっているかが重要となります。


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