ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落261 [2017-10-03]


261 In order to obtain a cosmic concept of life all that is necessary is an expansion of the mental conscious awareness. And in this way you become more alert to your actions in both fields. It could be compared to being in a plane or on a high building, for then you become aware of things below as well as above you. You are using the same sense mind, only your field of awareness has expanded. When you are able to do this regardless of where you may be there is no limit to how far you can go in connecting with conscious memories that could reveal many past experiences. And in this way find your true self and live in the sea of eternity.
261 生命の宇宙的概念を得る為に必要となるもの全ては心による意識的な知覚の拡大です。そしてこの方法によって貴方は両者(訳注:因と結果)の分野における貴方の行動についてより多く気付くようになります。それは平原や高い建物の上に居る場合と対比することができます。何故ならその時、貴方は貴方の上空でのものと同時に眼下の物事をも気付くようになるからです。貴方は只、貴方の知覚範囲が広がっただけで、同じ感覚心を用いているのです。貴方がこのことをどこに居るかに関わらず出来るようになれば、多くの過去の体験を呼び起こすことができる意識的記憶に接続する為、如何に遠くに貴方が行こうとも制限はなくなります。そしてこのようにして、貴方の真の自己を見つけて、永遠の海の中で生きて欲しいのです。



【解説】
どのような心境を開拓すれば良いかについて、本項はより具体的に私達に説いています。そのヒントは”平原や高い建物の上に居る”という表現にあります。つまり、自分も含めより広範囲な状況を理解し、把握していることを意味します。
単に自分の目の前の状況ばかりを把握するのではなく、周囲あるいは更に広範囲な状況も併せて理解している状況です。本講座で盛んに”意識”という表現を用いているのは、この心境が”意識”という言葉に最も近いからだと思われます。
とにかく私達各自は心の他にもう一つの存在である意識があり、その意識を拡大、浸透させてより広範囲を自分の知覚領域としなければならないのです。
先日も滞在先の東南アジアのホテルで、夜部屋の電燈を付けた所、大きな虫がその光に驚いたのか、壁に立ち尽くしていました。夜は彼らのテリトリーなのでしょう。盛んに長い触覚を動かしながら警戒を続けています。実は彼ら昆虫達は生きる上で警戒は欠かせません。危険がいっぱいの環境の中でもたくましく生きている彼らはこの分野では私達を遥かに上回るレベルを生きているのかと思った次第です。


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