ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落256 [2017-09-26]


256 So you can see that if the mind does not blend with the consciousness it can be lost in the sea of life. That is why great teachers such as Jesus have stressed, fear not that man that slays the body but the man who slays the soul.
256 ですから貴方には、心が意識と融合しなければ心は人生の海の中で迷子になり得ることが分かるでしょう。それがイエスのような偉大な教師が強調したこと、肉を切る者を恐れるな魂を切る者を恐れよの理由です。



【解説】
記憶に関して述べている本項の中で、注目すべき表現は"lost(見失う)"という言葉でしょう。私達が記憶をたぐり寄せようとする時、つまり思い出そうとする際に重要なのは、その記憶事象と自分との繋がり、絆、関連性ということかと考えています。
様々な要因との繋がりについて良く学んでいれば、その記憶をたぐり寄せることも容易ですが、一方で何もとっかかりが無い状況では、私達はただ広大な空間の中で手がかりの無いまま、途方に暮れるしかありません。つまり記憶とはそれらを関連する事物との繋がりの中で呼び起こすことが出来ると考えます。
しかし、イエスの言うように魂から関連する繋がりを切ってしまう者が居るとすれば、それは肉体に危害を与える者以上に警戒しなければなりません。怠惰を助長させ、盲目的な快楽に陥れる者を近づけてはならないのです。


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