ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落257 [2017-09-27]


257 Let us consider the meaning of this. Man has two souls, the soul of the sense mind, and the soul of consciousness. It is the sense mind that can be slain by lack of memory caused by adhering only to the so-called concrete effects. We can now see that memory is essential in order to have life eternal.
257 この持つ意味を考えて見ましょう。人には二つの魂があります。感覚の心の魂と意識のそれです。いわゆる具体的な結果にのみ追従することで記憶の喪失により滅ぼされ得るのはその感覚の心です。私達は今や記憶が生活を永遠に保つ為に不可欠であることは分っています。




【解説】
本項が私達に教えることは、私達自身には魂と言えるものは2つあるということです。その内、感覚心と呼ばれるものは日常の私達の行動を支配していますが、それが結果物を拠り所としている為、ひとたびそれを失うと記憶をたぐり寄せることが出来なくなり、事実上、滅んでしまうということです。
その結果、人は次なる人生を歩む際に、以前の記憶を失っており、再び混とんの中からその人生を始めなければなりません。それでは人生は永続するとは言えず、かつての経験も活かすことは出来ません。
一方、本来の記憶は分子・原子に蓄えられており、それらはもう一つの魂である意識の中に蓄えられるとも言うべきでしょう。それらは私達の想念・印象を吸収し、保持する機能があるものと思われます。その結果、意識の中には万物創生以降の知識がふんだんに存在し、各自の過去生の記憶もその中に保持されていることでしょう。それらとどのように一体化するかが問われているのです。


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