ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落254 [2017-09-22]


254 Yet another person who has alined himself with cosmic consciousness can locate the identity of an individual whose identity is lost to his present ego mind.
254 しかし自身を宇宙意識に従わせた別の人物はそのエゴの心に見失われている自己の正体を指し示すことができます。



【解説】
これまでの学習内容から考えられることは、記憶というものは基本的には分子・原子に蓄えられるということであったと思いますし、本来的には強弱はあるものの、それらの中に全て蓄えられているということでしょう。
私達が記憶を失くすのは、それが何処にあるのか探り出せない為であるのです。つまり、自我が物事の関係性や経緯を思い出せない為にその糸口をつかむことが出来ないことが想定されます。
これに対して、私達が宇宙意識とお関係性を築いておけば、転生等によって再び生を受けたとしても、その普遍なる存在に自らの正体を求めて行けば良く、容易に自分が何であるかを理解出来る訳です。つまり不安定な地上や自我に記憶を蓄えようとするのではなく、宇宙意識の中に記憶を蓄積することが重要と言えます。「自分の宝は天に蓄えなさい」(マタイ)という聖書の言葉はこのことを示唆しているように思われます。


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