ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落253 [2017-09-21]


253 This is a common occurrence to millions of people when it comes to cosmic and ego identity. And is the reason why so few people are aware of their past lives. This shows that in the past as in the present there was a separation of the conscious real self and the personality or ego mind. For as we have stated before, consciousness is the only real eternal part of you. And it is in this consciousness that all activity is registered. Unless a man's mind blends with this consciousness he does lose his identity.
253 これは何百万人の人々にとって問題が宇宙的正体やエゴの正体になれば、一般的出来事となります。またそれは、如何にわずかの人々しか自分の過去生に気付いていないかの理由です。これは過去において今日と同様、意識の真実の自我と個性あるいはエゴの心とが分離していたことを示すものです。何故なら、以前にも述べたように、意識は貴方の唯一の真の永続する部分であるからです。そして全ての活動が登録されるのは、この意識の中になのです。人間の心がこの意識に融合しない限り、人間は自分の正体を失うのです。



【解説】
確かに私達は生きている間、ある程度の記憶は保って居られます。また得られた知識を覚えていることでその体験を活用することも出来ます。しかし転生の区切りとなるとそれらの記憶が承継されないとはどのような状況を意味しているのでしょうか。
本項はそれに関し明確な回答を与えています。即ち、転生後にも残るような記憶は宇宙的な真の自我に記憶されなければ転生先に伝えられないということです。実は私達のエゴの自我には仮に記憶しても肉体が死を迎える時、見失ってしまうものと思われます。
つまりは私達が記憶を培うのは自分自身の中にある真の自我、自らの宇宙意識に記憶を留める必要があるという訳です。その為にも本文で述べられているように私達は真の自我、宇宙意識により親しむ必要があるということです。言い換えれば、生命の本質部分に親しみ、そこを拠点としない限り、永続する記憶は得られないということです。


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