ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落225 [2017-08-14]


225 This shows that the cosmic plan is orderly, but the mental is not stable and needs guidance.
225 これは宇宙の計画は整然としているが、心は安定せず、導きを必要としていることを示しています。




【解説】
"迷える民"とは私達地球人を最も適切に表現する言葉でしょう。その迷える民に対して様々な救いの言葉や手が差し伸べられて来ました。しかし、依然として私達は不安定な情緒の中で暮らしていますし、実社会は互いに信用ならない相手として神経を使い、また一方では自己の欲望の奴隷と成り果てており、肉体細胞はこれらの状況を反映したものとなっています。
短い本文の言葉ですが、"宇宙の計画は整然としている"という表現は重要です。よく言う例に原子の周期律表がありますが、宇宙に存在するすべての原始をあのように整然と整理出来ること、またそれらの表の中で性質を分類できる糖については、本来宇宙に存在するものは皆、このように整理されるものかと思う次第です。
しかし一方の私達人間はまだ迷いの中に居るということでしょう。昔読んだ岩下壮一の生涯を記した「人間の分際」というその本のタイトルは何か本文による「導きを必要としている」人間を自覚した著者(小坂井澄)から湧き出た言葉のように思われます。


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