ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落226 [2017-08-15]


226 As stated before, the body is made of trillions of cells, grouped for perfect maintenance and operation. No different than the structure of the cosmos, and the body has all of the cosmic force supporting it. And when the human mind is working in behalf of the cosmic plan, instead of self, it never knows any unpleasant effects. For then it is free from discrimination, judgements, and likes and dislikes.
226 以前に述べたように、肉体は何兆もの細胞から成り立っており、それら細胞は完璧なる維持管理の為にグループ化されています。それらは宇宙の構造と何ら違う所は無く、肉体はそれを支える宇宙の力の全てを持っています。そして人間の心が自身の為でなく、宇宙の計画の為に働いている時は、不愉快な結果を決して経験することはありません。何故なら、その時、人は差別や裁き、好き嫌いから離れているからです。



【解説】
私達が日常保つべき心境として、自身の肉体には膨大な数の細胞があり、それらは互いに連携し、その肉体の存続、向上に貢献する活動を行っていることを認識することです。本項ではその状況を宇宙と同じであると説いています。自身の中に宇宙と同様な仕組みが働き、多くの星々と同様、細胞群が活躍して呉れているという訳です。
もちろん宇宙空間には調和があるのと同様に、本来の私達の身体にも類似した姿が体現されており、唯一私達の心がその調和をかき乱す存在だということでしょう。
私達が真に宇宙的存在になれるかどうかは、私達が自身をこのように宇宙的なものとして自覚し、その探究を通じて自らの心を鍛錬し本来の純粋で素直な存在に改質するかどうかにかかっています。その為に特に費用や労力を必要とする訳ではなく、自身の内側、与えられた身体の価値に改めて気づくことにあるのです。


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