ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落224 [2017-08-10]


224 The first group starts the fermentation. The second group makes a perfect blend of the chemicals extracted. The next group eliminates the gases that are produced during the fermentation. Finally the scavengers throw off the waste matter that is left. If this process functions naturally you will never know a sick day. But if the cells related to the mind interfere with the cells that are doing the work, by the mind becoming angry, we know what the uncomfortable results will be.
224 最初の集団は発酵を開始します。二番目は抽出された化学物質の完全な混合を造り上げます。次の集団は発酵の間に生成されたガスを排出します。そして最後は、掃除人達が残った廃棄物を捨て去るのです。もし、このプロセスが自然に機能するなら、あなたは決して具合の悪い日を経験することはないでしょう。しかし、もし心が怒ったりすることによって心に関係している細胞達がこの仕事をしている細胞達の邪魔をすれば、どのような不愉快な結果になるか私達には分かります。



【解説】
体内に入ってから、食物がどのように消化吸収され、同時に廃棄物が排出されて行くのか、本項は具体的に表現しています。炭水化物がいわゆる"解糖系"によって発酵分解されることや、その過程で生じた炭酸ガス等を体外に排出する等の現象を示しており、これらが身体内の細胞が各々の役割を果たす中で進行するプロセスだと説いています。
食物を呑み込んだ後に進んで行くこのプロセスこそが食物を摂る意味なのですが、私達の心はそれらを理解することなく、味覚だけの判断で食物を選択し、また呑み込んだ以降に起こっている事柄を知ろうともしない訳です。
そればかりか、心の動揺や極端な感情から、これら正常な働きを妨害し、体調不良を引き起こすことさえあるのです。この事実を考えただけでも、如何に私達は自身の身体の中で働く優れた細胞群にいつも助けられているのかが分かります。



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