ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落202 [2017-07-10]


202 To guard oneself against such wild impressions, remember that a human form is always a human form even on another system. For the pattern for man is cosmic. The difference would be in the refinement of the form and the expansion of knowledge in different fields of expression. Yet the similarity from the lowest to the highest will be present for there are no blanks in the cosmic plan. In the field of service he who is guided by cosmic consciousness recognizes no divisions but blends all phases of manifestations in relationship to all others. No discrimination or judgment exists for one who has an understanding. Analysis for the purpose of correction and understanding of the misapplication of the law is ever present.
202 このような粗野な印象類から自分を守る為には、人間という形態は他の太陽系においても常に人間の形であることを覚えておいて下さい。人の為のパターンは宇宙的だからです。違いがあるとすれば、その形の精緻さと様々な表現分野における知識の広がりにあるでしょう。しかし、最低位から最高位の間には類似性が存在し続けています。何故なら宇宙の計画に空白は無いからです。奉仕の分野において宇宙意識によって導かれている者は如何なる分断を観ることはなく、それらすべての創造の現れの側面を他のすべてとの関連において融合させます。理解を得ている者に差別や裁きはありません。法則の誤用に対する修正と理解を目的とする分析が永劫に存在するだけです。




【解説】
誤りを犯し易い私達に対して著者は宇宙にはピンからキリまでの幅広いレベルの存在があり、人間は所詮過ちを犯し易いのだと諭しています。こうした中、自ら過ちに気付いたらそれがどのようにして生じたか分析することだと説いているのです。
低次元の自分のエゴと同質の他人からの想念・印象とは容易に同調出来る一方、宇宙から来る目に見えない瞬時のヒラメキである印象を正しく解釈することは、それほど容易ではないということです。
また本項は私達の誤りの特徴として差別感を挙げています。善悪、優劣は私達の心の特徴であるからです。逆に言えばそのような印象を持つ場合は、そこには宇宙的要素はなく、人間の心から出たものか自身の心による解釈と判断した方が良いのです。それ程に印象の中には実に幅広いレベルの差があるのです。
そうした多様性の中で自分はそもそもどのような印象・インスピレーションを求めるかは明確にして置いた方が良いでしょう。求める所に授けられるというのが宇宙の法則と思うからです。



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