ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落192 [2017-06-23]


192 Man has learned much about the three dimensional world and now it is time for him to blend his knowledge with the four dimensional invisible world around him. That is if he is to do away with the mysteries that he has been governed by all of this time. And this can only be done by the mind, the effect, humbling itself to the consciousness - the cause, and thus allow it to explain the relationship of the two. Only consciousness can do this as it is the fourth dimension that knows no limitations.
192 人は三次元世界については既に多くを学んでおり、今はその知識を自分の周囲にある目に見えない四次元世界と融合させる時です。それは人が常日頃、支配されている諸神秘を取り去ろうとするならばです。そしてそれは、結果である心が自身を因である意識に謙虚にすることによってのみ可能となりますし、そうすることで意識に両者の関係を説かせることが出来るようになります。限界を知らない四次元である故に意識のみがこのことを為し得るのです。




【解説】
何故多くの教えが私達には謙虚さが重要だというのかが、本項で説かれています。
これまで私達は自分の意志の強さが全てを解決し、一人一人の目的地に導くとして来ましたが、果たしてそれは真実でしょうか。私達はこれまでのこのような姿勢を改め、私達の周囲の空間にこそ、感謝の念を抱き、そこからもたらされる印象(インスピレーション)の価値について自覚する必要があるのです。
本項では私達がこれまで学んで来た「知識」をその空間世界と融合させることを求めています。現象を整理した知識を創造作用の因にまで遡って理解し、実感することを求めています。
この周囲の空間を何と見るかで私達の生活観は大きく変わります。創造主に繋がる印象の海と理解することと、何も無いただの空気と位置づけることの間には文字通り「雲泥の差」があるのです。私達はこの一見、虚空と見える中に生命活動の奥義を見届ける必要があるのです。


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