ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落191 [2017-06-22]


191 The wealth of time could not be as great as an understanding that man must have before his future is secure. For without it he cannot hope to have the knowledge that our space brothers have.
191 時間の豊かさは人が自分の未来を確実にする前に会得していなければならない理解以上に偉大ではあり得ません。何故ならその理解なしには私達の宇宙兄弟達が得ている知識を持つことは望めないからです。



【解説】
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」(孔子)の通り、最も重要なことは宇宙の法則性に関する私達の理解、即ち悟りです。この理解こそが私達の進化の土台であるからです。
この理解はもちろん私達を取り巻く四次元世界、意識と私達との関係についてです。古来、多数の人々がある者は祈りにより、またある者は沈想によって自らを取り巻く不可視の世界とその働きを理解しようとして来ました。仏教寺院をはじめとする道場はこれら学習の場であり、僧侶は自らの精進を目指して感覚を鋭敏なものとする修行を行うものと思われます。その修行の中で、目に見えない法則(法輪)を見抜き、改めて宇宙の規則性に気付き各自が次に取り組むべき課題を知るということでしょう。
私達の前には確かに無限の時間がありますが、そのこと以上に法則の理解、悟りに到達すること、宇宙の法則性を理解することに価値があるのだと著者は説いています。


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