ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落189 [2017-06-20]


189 Since the beginning of time man has schooled himself to want concrete facts which are three dimensional like himself. He left the fourth dimension to mysteries and theories. And only here and there an individual could see the relationship of all dimensions. And when he would express his analysis he usually had very few followers.
189 時のはじまり以来、人は自分と同じ三次元の具体的な事実を求めるよう自分自身をしつけて来ました。人は四次元を神秘や理論に置き去りにしてきました。また、そこここでわずかながら、すべての次元世界の関連性を見る事が出来た者がいました。それでも、その者が自らの分析結果を表現する時、彼にはいつもほんのわずかの追従者しかいませんでした。




【解説】
重要な点は私達の軸足を何処に置くかということです。これまでの私達はより堅固で変化しないと思い込んで来た三次元、即ち物質世界に自らの拠り所を求めて来ました。しかし果たしてこれらのものは永久に各自のもの、いつの時代にも不変な価値を持つかと言えば、バブル時代を経験した私達は、それば誤りであることを知っています。
一方、私達は他の動植物達は何故未来を憂い、将来を心配することなく生活を送っていられるのか全く分からないでいます。そこには死に対する恐怖や未来に対する心配事をもたらすような心は無く、ただ印象に従順な単純な心があるものと思われます。しかし、それ以上に創造主や因に対する確固たる信頼や畏敬があることがその違いを生じさせているのです。
一概に言うことは出来ませんが、私達が存在を信じる因の世界は、想念・印象を通じて現実世界を導き、創造の目的に沿って物事を実現させている訳で、この世界にこそ私達の希望と信頼を置いて生きて行くことです。創造の目的に合致すればその夢はたちどころに現実化し、皆さまが思い通りの生活を送ることを可能とする訳です。


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