ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落188 [2017-06-19]


188 Man's troubles begin in the fourth dimension. For he as a sense mind operates in the three dimensions, an effect of the cause. So he gives much time to the world of effects and understands it fairly well. But he has trouble associating the invisible world around him with the world in which he lives. And when he uses his mind instead of his consciousness to try and understand the fourth dimension, he becomes confused. And the great difference which exists in the invisible fourth dimension which is cause, makes it still harder for him to understand, as he has been taught in the three dimensions for centuries. Even the ancients did not understand the fourth dimension, for had they done so they would not have divided heaven and earth. Or cause and effect.
188 人間の諸問題は4次元で起ります。何故なら、感覚の心としての人は原因の一結果である三次元で働いているからです。その為、人は結果の世界に多くの時間を費やしており、その世界をかなり良く理解しています。しかし、人は自分が住む世界と自分の回りの目に見えない世界に関しては悩みを持っているのです。そして人が4次元を理解しようとする時、自らの意識を使う代わりに心を使う為、混乱するようになるのです。そして因である目に見えない4次元に存在する大きな違いは更に理解を難しくしています。何世紀もの間、人は3次元世界の中で教えられて来たからです。古代人達も4次元を理解していませんでした。もし理解していたら、彼等は天と地、あるいは原因と結果に分割しなかったであろうからです。



【解説】
私達の悩みや苦しみその他、抱える問題の由来は四次元世界への無理解に起因すると本項では説かれています。分かり易く言えば、三次元世界のもの、例えば足元の石や草木その他地上にあるものは何一つそのような問題には係りなく生きているという訳です。つまり悩んだりして問題を訴えているのは私達の心だけだということです。地上にあるその他のもの達は皆、等しく宇宙を理解し安寧な生活を送っているということでしょう。
こうした問題、私達自身の問題が何処に生じるかについて、本項は三次元世界に軸足を置く私達の心に問題があるとしています。思い通りにならない等々の問題は、物事が成就する仕組み、四次元世界の作用が三次元世界に発現するという法則性を十分理解していないことによるのです。
要は私達は両者の関連性を学び、その法則性を理解することから始めるべきで、いたずらに結果のみを求めるべきではないということでしょう。



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