ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落183 [2017-06-12]


183 Even some marine life strives to see the light above the water. And the liquid of water would not be if it were not for the essence of hydrogen and oxygen which are invisible. In this invisible state the prime of life cannot be seen with the sense of sight of the human mind. But it can be known to the mind through consciousness. For consciousness is the intelligence and power that is independent of the forms, yet it activates all forms when it acts through them. Consciousness knows no light or darkness as man classifies these frequencies. Nor does it know good or bad for these are classifications of the mind through misapplication of the law.
183 ある種の海洋生物でさえ水面上の光を見ようと努力します。また液体である水は目に見えない水素と酸素の基本化合物が無ければ存在しないでしょう。この目に見えない状態の中では生命の本源は人間の心の視覚では見ることは出来ません。しかし、意識を通じて心に知られることは可能です。何故なら意識は形有るものから独立している知性であり力であり、それを通じて働く全てのものを活性化するからです。意識は人がこれらの振動を分類するように光とか闇とかを区別することはありません。また、善悪も知ることはありません。これらは法則の誤用を通じた心の分類だからです。



【解説】
先日もある所で無数の羽蟻が街灯の光に集まる光景に出会いました。実はその光景はいつも起こるのではありません。気温や湿度が上がり、彼ら羽蟻達にとって都合の最も良いタイミングで起こる集団行動なのです。その日は今考えると翌日雨が降る前の蒸し暑い夜で、その時、彼らは一斉に光を目指して周囲から集まるものと考えます。その後、彼らは羽を捨てる為、街灯の下にはおびただしい数の羽が積もります。
これらはその羽蟻達にとって一生に一度のイベントであることでしょうし、光に集まる意義を良く知り、天候の行く末を察知した上での行動と思われます。
一方の私達人間はこれらのもの達のように命を掛けて行動する目的を見失い、怠惰に暮らしているように思われます。暗黒の人間社会にあって光明に気付き、それを求める願望を無くしてはいないでしょうか。トビウオが水中を離れてしばし空中を飛ぶように、自らの暮らす次元より高次な世界、因の領域を知ろうと行動することが求められています。


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