ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落181 [2017-06-08]


SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE
LESSON FIVE
Consciousness, The Intelligence And Power Of All Life
181 We are actually living in an invisible sea of life. And as I have said before, we should school ourselves to become aware of the visible and invisible at the same time. For today we are only mentally aware of the visible forms with which we have contact. Yet all forms rise from the lowest upwards, looking so to speak into invisible space. And why should this be so? Does not all creation look to its creator as a child looks to the mother for guidance? And as space is the birthplace of all forms, they look to and live within the household of their birth.
生命の科学学習コース
第5課
意識、即ち全生命の知性と力
181 私達は実際には生命の目に見えない海の中で生きています。そして以前にも述べたように、私達は私達自身を目に見えるものと見えないものとを同時に気付くように訓練すべきなのです。何故なら今日、私達は私達が接する目に見える形あるもののみに気付いているからです。しかし、すべての形有るものは最下位から上部を目指して、言わば目に見えない宇宙に向けて昇っています。そして何故、このようなことが起るのでしょうか?全ての創造物は丁度、子供が母親に導きを求めるように、創造主を求めているのではないでしょうか。そして宇宙は全ての形有るものの生誕の地であり、それらの生まれた家庭を見つめその中で生きているのです。




【解説】
私達が生命の海の中で暮らしているという感覚は、これから私達が意識を自覚する上で大切な概念だと思います。つまり私達の周囲は私達自身が触れ、その中に浸っているように常に接触、つながった生命体とも言える媒体に囲まれているというイメージです。
このことを私達は未だ完全には認識出来ていませんが、いずれ私達の理解力や感受性が高まれば、より明確になるものと思われます。その延長には本課で学ぶ意識というものの存在があるのです。
これまで私達は自分の心、自分勝手な意志が全てだとして来ましたが、実際にはとんでもない話で、ほとんど全ての生命活動が、心によって自覚されないまま、目には見えないこれら生命の海の中で人知れず行われている訳です。本文では私達人間も生来の生き方の傾向に沿ってやがては高次な世界を目指して進化して行くとしています。私達の研究対象も物質の探究から更に進んで目には見えなくてもより高次な働きのある因の世界も分かるよう、知覚を広げる必要があるという訳です。



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