ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落180 [2017-06-07]


180 Can a man become immune to pain? Yes, we hear of those who can walk on hot coals without pain. But they have learned how to discipline their mind, and the mind had to be willing in order to be disciplined. This shows that whatever unpleasant conditions the mind faces, it is of its own creation through misapplication of the law. So it behooves the mind to become a willing student of cosmic principle if it is going to enjoy the blessings that life offers. This is where the memories from the past can serve man in recalling values he has gained through experiences he has had.
180 人間は痛みに動じなくなることが出来るでしょうか? もちろんです。私達は痛みを感じることなく、焼けた炭の上を歩ける人々について聞いています。しかし、彼等は彼等の心を如何に訓練するかを学んで来ており、心は訓練されることを喜んで応じなければなりません。このことは、例えどのような不愉快な状況に心が直面しようとも、それは法則の誤用によりそれ自身が造り上げたことを意味しています。ですからもし心が生命が提供する祝福を享受しようとするなら、心は宇宙の法則について喜んで学ぶ学生にならなければなりません。ここがこれまで体験を通じて得た貴重なものを人間に思い出させる過去の記憶が役立つところなのです。




【解説】
本項は第4課のエッセンスを示しています。
これまで第4課では、人体の各細胞、各々の分子・原子の中に不朽の記憶が蓄積されることを学びました。まさに今日私達が体験し発した想念が明日の私達の身体を造る際に引き継がれるというのです。
分子・原子は悠久の歴史の中で、実は様々な体験を経ており、宇宙の創造主から来るインスピレーションも膨大な数、保持し記憶しているという訳です。このように私達はその最も近い自分の身体に莫大な図書室を有している訳で、私達がその知識を得ようと少しでも努力すれば、容易に道は拓ける筈です。
Willing student of cosmic principle(宇宙の法則について喜んで学ぶ学生)こそ、私達が目指すべきものです。


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