ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落173 [2017-05-29]


173 The method that the space people use in working with this great intelligence is, to observe all forms with their consciousness instead of the mind. In plain they become conscious of the form as though they were the form, which they really are for nothing is separated from the whole. And in this way man as a mind blends with the whole
173 この偉大な知性とともに働く上で宇宙人達が用いている方法は、心に代わって意識で全ての形有るものを観察するということです。平易に言えば、彼等はあたかも彼等がそのものになったかのようにその形あるものを意識するようにするということであり、実際、彼等はそのもの自身になります。何故なら何物も全体から分離することがないからです。またこのようにして心としての人間は全体と混和するのです。



【解説】
本項で注目すべきは、ここで意識が必要とされることです。
今までは細胞のDNAという遺伝分子が私達自身の記憶も含め、あらゆる知識・情報を承継していると説明されて来ました。その上でそれら分子原子と実際に交流し、教えを受ける為には、意識を活用する必要があるのです。
この場合、「意識」を特段に新たなものと捉えるべきではなく、著者は私達が用いる通常の意識という概念の延長線上にある要素こそが、私達の心や自我と称しているものより、はるかに大きな役割と機能を持っていると説いているのです。
この意識は対象物と一体化したり、相手の存在を認知する際に用いる概念ですが、実はその要素の中により大きな機能があるという訳です。即ち、これら極小の分子達と交流し、その知性を認識するのも、この意識を通じて行われるということです。
そのような意識を積極的に活用する中で、次第に私達は意識を通じて様々なものと交流を深めることが出来るという訳です。


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