ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落172 [2017-05-25]


172 You can see that the mind is seldom aware of the conscious intelligent operation within the form. For when we sleep the consciousness operates the form while the mind knows nothing. Thus proving that there is a form of intelligence which never rests. And the mind must unite with this intelligence in order to be the knower. Once this is done man will eliminate all the unpleasant ways of life he now endures. And he will know what goes on in every form known, and its purpose. And divisions will no longer cause mysteries.
172 あなたには心は身体の中の意識的知性活動についてまれにしか気付かないことが分かるでしょう。何故なら、私達が寝ている時も意識は心が何も知らない間にその身体を運営しているからです。このことは決して休むことのないある知性体が存在していることを示しています。そして心が知る者となる為にはこの知性と結びつかなければなりません。ひとたび、これが為されると、人は現在耐えているあらゆる不愉快な人生を取り去ることでしょう。そして全ての形有るものの中で起っていることやその目的を知るでしょう。そうなればもはや分裂が神秘をもたらすようなことはなくなります。




【解説】
私達の心は決して私達自身の支配者ではありません。眠ってしまっていても身体内の活動は何一つ変わらず続きますし、肉体の維持活動は心とは別な英知の下、着実に実行されているからです。全ての肉体の活動は心とは別の所で行われている訳であり、私達の心はその英知を探究し、その教えを乞う必要があるのです。
自分の中に英知を司る存在があり、物質に膨大な知識・経験が蓄積されているにも拘わらず、肝心な自身の主人公が何も知ることなく不安定な状態を続けていて良い筈もありません。
内部にこのような立派な仕組みを与えられている以上、他に求めるものは何もない訳で、心はそれを自覚すれば自ずと落ち着いた穏やかな状態となる筈です。その中で身体の中で起こっている事柄を学び、自ら探究する中で、心自体をより素直で感受性のある、これら英知と同期出来るような高次な存在に仕上げなければなりません。


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