ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落168 [2017-05-19]


168 I use this portion of scientific discovery in relation to memory and heredity to show that this type of intelligence operates independent of the mind. But the mind must learn about it in order to cooperate. And in this way the mind will know what has transpired in the past and what is taking place in the present.
168 私は記憶と承継に関係するこの部分の科学的発見をこの種の知性が心とは独立して作用していることを示す為に用いました。しかし、心は協力する為にはそのことを学ばなければなりません。そしてこのようにして、心は過去に何が起ったのか、現在何が起っているのかを知ることでしょう。




【解説】
本項で著者はこれまで私達がDNAやRNAを遺伝物質と称して来ましたが、実はそれらの中に私達の記憶も収録され、文字通り太古以来の記憶が遺伝物質の中に組み込まれて行くと説いているのです。
これら遺伝物質の持つ記憶にアクセスすることが出来れば、私達は生命誕生以来の悠久の歴史を知ることが出来ますし、過去の知見のみならず、宇宙の出来事をも追体験できることになります。
これを実現させる為には、各自の身体細胞に気持ちを揃え、これらの英知ある分子・原子と同調する必要もあることでしょう。実際、私達の記憶と呼ぶものの本質もこれら遺伝物資との関係があると本項は示唆しているように思われます。
これら知識の泉は私達自身の中にあり、それらを探究する、即ち自らを学び知る中で私達は生命の尊さを学ぶことになるのです


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