ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落163 [2017-05-12]


163 This is the true Cosmic Self. This discovery has been made with the help of our space brothers many years ago, but not until now do our scientists realize its value and potential. And they named it DNA and RNA. Yet the space brothers have been using this knowledge for thousands of years. And they have applied it in their daily life by schooling their minds to be obedient to impressions coming from these memory carriers
163 これこそが真実の宇宙的自我というものです。その発見は何年も前に宇宙兄弟達の支援によって成されましたが、最近まで私達の科学者達はその価値と潜在能力について認識して来ませんでした。それで科学者達はそれをDNAやRNAと名付けました。しかし、宇宙兄弟達は何千年もの間、この知識を活用し続けています。そして彼等はこれら記憶の運び手からやって来る印象類に従うよう自らの心を訓練することによって自分達の日常生活にそれを応用して来たのです。



【解説】
本文で著者が説いている内容と比較すれば、現代の分子生物学と称される分野は、本項で述べられているDNAやRNAという遺伝物質が有する本来の機能のわずか一部しか取り扱っていないように思います。即ち、生物種の同定、個人の識別等であり、一方では遺伝子組み換え操作等、誤った方向に応用することも行われている訳です。
しかし、本項を学ぶ私達は、私達自身の肉体細胞それぞれに含まれるこれら遺伝物質こそが永劫の時間、蓄積された知識を持ち、また各個体が体験した記憶を保存していることを深く認識する必要があります。自らが持つ膨大な記憶を紐解くことが各自のこれからの進化にとって必要なことなのです。
生物が子孫を残すことは自然界の基本であり、動植物のこれら営みの成果の上に各生物が生存しています。そういう意味では各々の種の生殖活動には本来、宇宙的な役割と意義が含まれていることが分かります。人類の進化は世代を受け継ぎながら進んで行く訳ですが、祖先の体験や文化が子子孫孫に生かされるようになれば、未来は明るいものとなる筈です。その為にも、他惑星人が達成しているように、先ずは私達自身、自らの中に太古から連なる知識や記憶を活用するすべを身に付けなければなりません。


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