ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落162 [2017-05-11]


162 We can say that these tiny memory molecules are actually conscious entities capable of maintaining the form and guiding the mind if the ego allows it to do so. They are the knowers of all that has ever been or is. This proves that the human mind once properly schooled can commune with all forms in nature. And mysteries regarding life would not longer prevail. And secrets and guess work would cease to be, for these tiny memory molecules have recorded all action.
162 私達はこれら小さな記憶分子達が実際、形有るものを保ち、もしエゴがそれを許すなら心を導くことができる意識的な実体であると言うことができます。彼等はかつて存在したあるいは現在存在する全てのものを知る者です。このことは人間の心は一旦適切に訓練されれば、自然にある全ての形有るものと親しく語り合うことが出来うることを意味しています。そうなれば、生命に関する神秘はもはやはびこることはないでしょう。また秘密や憶測の作業は終わりを遂げることでしょう。何故ならこれら小さな記憶分子群は全ての行動を記録しているからです。



【解説】
具体的にどのような仕組みで各分子・原子に想念が記録されるのかは明かされていませんが、著者が本分中に"memory molecules(記憶分子群)"と述べていることから、私達は各細胞のDNAその他の遺伝物質がその主要なものと考えることが出来ます。
この場合、記憶分子が遺伝することを考えるといわゆる"日本人が持つ性格"とか"親の気質そっくり"とか言われる事柄も、実際にはこれら記憶分子「の発現効果である可能性も高いことが分かります。芸術家が何世代も継承されて行く背景には、これら記憶分子の効能も多く含んでいるのかも知れません。
このように考えると、現代に生きる私達は未来の子供達への責任も大きいことが分かります。良質な想念、良質な記憶を積み重ねる中で、未来の人類に発現する要素を日々蓄える必要もあるからです。



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