ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落161 [2017-05-10]


161 We know something about psychometry that permits a person to hold a ring or a watch belonging to another and give the owner a reading. These people have schooled themselves to accept impressions that come, without any feeling of doubt. And these impressions come in vibrations from the molecules that have had the experience.
161 私達はある人物に他の者に属する指輪や腕時計を握らせ、その持ち主にリーディングを与える精神測定(サイコメトリー)について幾分か知っています。これらのことが出来る人々は如何なる疑問の感じを持たずにやって来る印象類を受け入れるよう自分自身を訓練して来ました。そしてこれらの印象はその体験を持った分子から振動としてやって来るのです。



【解説】
私達は想念は物質に記録されるとは考えて来ましたが、その原理は本項に示されているように、その想念は分子・原子に記録され、後年再びそれらの想念を分子・原子から感受することにある訳です。決して不思議な現象でも、誰かの未知の超能力でもないところが重要なポイントです。
即ち、誰でもご自身の感度を高めれば、それら残存する想念に同調することが出来る訳です。そういう意味では、地球にある様々な巡礼は、かつて偉大な導師達が過ごした場所を巡る中で、これら残存する導師の想念を感じ取ろうとする意義があるのではないでしょうか。
しかし、より重要な点は、日々私達がどのような想念を自身の肉体を構成する細胞、即ち分子・原子達に浸透させているかにあります。将来ともに残留する日常の想念が絶えず自身の肉体各部に染み込まれていることは、畏れ多い限りと言う他はありません。


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