ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落159 [2017-05-08]


159 Yet even the human form has evolved because matter lends itself unto the Cosmic Will and keeps progressing. And the matter of which the human form is made has a certain influence upon the mind or ego. So the mind has progressed also to a small degree. Not because of its own will but because of the part that the body intelligence plays upon it.
159 しかもこの人体ですら、物質が自らを宇宙の意志に委ね、進歩を続けているが故に進歩して来ました。そして人体を構成する物質が心或いはエゴに幾分かの影響を与えています。その為、心もまた、わずかながら進歩してきました。心自身の意志の故でなく、肉体の知性が作用する部分の故にです。



【解説】
人体自身も進化の道を歩んでいることは過去の地上の原人達や古代人の体型の変化からも理解出来ます。本項で述べられているのは、こうした人体の進化変遷には人体を構成する原子・分子達の向上心が寄与しているということでしょう。私達自身、私達の身体を構成する要素から常に助けられているということでもあります。
このように宇宙は自然と進化向上の途上にある訳ですし、その進歩を妨げる唯一のものが、私達自身の心であり、その驕りや強欲さ、支配欲にあるのです。その結果、犯罪者や策略家は一時の繁栄を得ても、本質的に宇宙を貫く法則を相容れない以上、長続きする筈もなく、その末路は惨めで落胆した状況でこの世を終わることになります。
しかし、これら宇宙の法則の方向性を学び、それに沿った方向に自ら歩んで行けばこれらの法則が皆さまの背中を押してくれる筈です。そして進化の道の歩みを加速することは間違いありません。宇宙における基本的な方向性を知り、それらを自らの進化の力とすることが大切です。



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