ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落147 [2017-04-11]


147 This is a good example of what takes place : When we look into a beautiful clear sky, we do not see anything but the sky. Yet we know that between us and the blue are layers and layers of gases such as oxygen and hydrogen, etc., that we do not see. But once they slow up their activity a cloud will appear. And once it slows up its activity it may then reactivate itself and become totally invisible as it returns to its invisible gas. Yet even here we may speculate that some change has taken place among the original gases
147 起っていることの良い例がこれです。私達が美しく澄んだ空を見入ったとしても、私達にはその空しか見えません。しかし、私達は私達とその青い空の間には私達には見えない酸素や水素等のガスの幾重もの層があることを知っています。しかし、一旦それらが活動を弱めれば、雲が発生することでしょう。そしてその雲が活動を弱めたとしても、その後再び活動を活発化し、目に見えない気体へ戻り、完全に見えなくなってしまうかも知れません。それでも私達はその元の気体の間で何らかの変化が起ったと考えるかも知れません。




【解説】
青空を見上げる中で私達は時として何もないと思っていた空間に雲が湧くことを知っています。本項はそうした現象の中に気体分子が液滴、更には固体の粒子への変化している過程を見ることを説いています。
飛行機に乗っているとよく分かることですが、大気は広大な海のようで、様々な形態の雲が浮かんでおり、時に飛行機を大きく揺らす程、大気の気流は大きく変化しています。これらの元々の原因は、大気全体、地球全体の動向とも関係しているでしょうし、地球の運行や太陽の活動とも関連する壮大なドラマとも言えるものです。
このように実は私達の身の回りには、目で見て分かる程の創造作用が起こっており、目に見えないものが目に見える存在になる事例も多いという訳です。その上で、私達は自身の感受性を高め、目に見えないものをガス体のように本来活発な活動を担う存在として認識することが大切です。言い換えれば、高度なもの程、目には見えない存在ということに気付くことかと思います。



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