ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落130 [2017-03-16]


130 Luther Burbank expressed himself well when he said that nature gave him the knowledge of how to improve upon vegetation. He stated that he was working with the Creator, and through His creation he saw Him face to face. Man will never be free from the drudgery he now is enduring, and the confusion in which he finds himself, until he returns unto the true teacher, the conscious director of all creation. We live in and are a part of its manifestation.
130 ルーサー・バーバンクは、自然が自分に植物に対する改良の仕方の知識を与えてくれたと言ってその実態を良く表現しました。彼は創造主と共に働いていることや、創造主の創造を通じて彼は創造主を間近に見ているとも述べていました。人間は真実の教師、すべての創造物の意識の指揮者の元に帰らない内は、現在耐え忍んでいる骨折り仕事や自分自身の混乱から決して自由になることは無いでしょう。私達は創造の現れの中に生き、その一部であるからです。


【解説】
実際にこの宇宙的知性の指導に従った例として、著者はルーサー・バーバンクを挙げています。ご存知のように丁度エジソンと同時期に生きたバーバンクは日本でもトゲ無しサボテンやアイダホポテトその他、珍しい品種の開発者として知られています。現在でもサンフランシスコ郊外のサンタローザにはバーバンクの居住跡や温室等が保存され、記念公園(http://www.lutherburbank.org/)が立っています。
そのルーサー・バーバンクは膨大な数の苗から驚くほど手早く目的の苗を選定したとされています。私も以前、その記念館を訪問したことがありますが、当時の作業記録はわずかな手帳のメモが残る程度で、具体的な記録は残っておりません。おそらくバーバンクは畑を見回る中で、どれを育種すべきか瞬時のインスピレーションを得ていたということでしょう。
日々の行動を宇宙からのインスピレーションに委ねることが如何に大切かを私達に示す好例が、ルーサー・バーバンクなのです。


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