ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落129 [2017-03-14]


129 With all of the intelligence we have today, no man can give the exact answer of how an apple or any fruit became such from a flower. This shows us that as great as man's intelligence is, it is still puny compared to what is manifesting in nature, the expression of the Creator.
129 今日、私達が持つ知性の全てをもってしても、誰一人として一つの花からりんご、あるいは何らかの果物がどのようにしてそのように成るのか正確な答えを出せる者はいません。このことは人間の知性が偉大だとしても、創造主による表現、自然における現れと比べればそれは依然としてちっぽけなものであることを示しています。



【解説】
私達が如何にちっぽけな存在であるかについては、自分自身を観察すれば良く分かります。一生の内でどれほどの事柄が達成できるかや自ら考え出した事柄等、大自然を生かしている一大知性に比べれば取るに足らないものと言えるでしょう。
そうした中、私達は自然を観察し、その秘められた機構や仕組みを学ぶことで創造主の深い配慮を知り、またそれらの指導に素直に従う動植物たちの潔さに感銘するものです。
よく見る光景として、車庫の地面を足早に移動する蟻たちがいますが、彼らは自動車が動き出し、タイヤで轢かれそうになっても、それら命を落とす危険を恐れて活動をやめたりはしません。気温が上昇し、蟻たちの行動に適した状況になれば、たとえ人に踏まれても何ら気に止めることなく、自分の使命を果たそうとするのです。
そこには失敗や死に対する恐怖は微塵も無く、ひたすら宇宙の法則に対する信頼があるということでしょう。そしてその信頼の延長戦上には生命の再生、生まれ変わりについての確信があるということかと思っています。


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