ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落119 [2017-02-28]


119 You may ask, how do we classify intelligence. Man classifies it as the result of actions or expressions. If we use this same classification, then we must admit that we are living in a sea of intelligence. All forms that live and express are using certain phases of it, and fulfill the purpose for which they were created. All of these lesser forms act automatically under the guidance of nature. Or we could say, by direct guidance of the Creator.
119 知性についてはどのように分類するのかと貴方は問うかも知れません。人はそれを行動や表現の結果から分類しています。もし私達が同様の分類をするなら、私達は自分達が知性の海の中に生きていることを認めざるを得ません。生きそして表現する形有るものは皆、その(訳注:知性の海)何らかの側面を活用しており、それらが創造された目的を達成しています。これら(訳注:人より)下位の形有るもの達は自然の導きの下、自動的に行動しているのです。言い換えれば、創造主の直接の指導によっていると言えるでしょう。




【解説】
前項(118)の最後に述べられている「知性」について、本来どのようなものかを本項で解説しています。
本項では知性を行動や表現から推し量ることが出来るとし、私達は知性の海の中、即ち私達を取り巻くあらゆるものが知性を持った存在だと説いているのです。
また、全ての形あるものがその本来の生存の目的の為に、創造主の指導そのままに生きて居る訳で、「置かれた場所で咲いている」のです。誰もが春には道端の草地で小さな蝶が楽しげに舞う姿を見たことはあるでしょう。また、地面を覗き込むと蟻達がせわしげに働いており、それぞれ与えられた状況の中で不平を言うことなく、むしろ喜々として生命を謳歌しているように思われます。
それに引き替え、人は様々な問題を抱え、身の回りのこれら小さな生きもの達の暮らしを観る余裕もなくなっているようです。しかし、生きものには各々に応じた本来の行動や表現の為の知性が絶えず与えられており、それを受け入れ享受しさえすれば、楽しい本来の人生が待っている筈です。その贈り手を信じること、結局は自我だけではやって行けないことを早く気付く必要があるのです。古今東西の教えは全てこの一点において同じ要点を説いているように思います。


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