ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落120 [2017-03-01]


120 When we say Nature, it is used as a representative of The Mother Principle of Divinity. For she is the one through which forms are born. This is the feminine side of life, while the Supreme Intelligence is the masculine. And the two are working as one to bring forth the many manifestations.
120 私達が自然と言う時、それは神の内の母性原理を代表するものとして用いられています。何故なら、そこから形有るものが産まれるからです。これは生命の内の女性的な面を示しており、一方で至上なる英知は男性面を表わしています。そして両者は多くの創造物をもたらす為、一体となって働いているのです。




【解説】
私達自身、母の身体から生まれ出た訳で、この身体の源は各自の母に由来します。全ての生きものがこうして母なる存在からこの世に生み出され、その同じ法則は地球全体に行き渡っており、"母なる大地"と表現されることになります。
一方で、本項ではその一つ一つの生誕を指導する究極の英知を父なる存在としています。各々の生き方、暮らし方に示唆を与える知性の存在もまた、その生育に不可欠であり、母性、父性の2つの働きが一体となってはじめて形あるものが創造されるということでしょう。
重要なのは、これら創造作用の中には他者への裁きや敵対的な要素は一切無いということでしょう。昔、"Love and Peace"とう表現がありましたが、大自然本来の営みの中には、豊かな愛情表現はあっても、好戦的な要素は無いところに気付いていた人達が当時も居たということです。


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