ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落118 [2017-02-27]


118 As you can now see, man or his mind is in the process of creation, working towards a perfect manifestation by learning. And time is not involved, for there is no time in Eternity. So it then behoves us to study the various phases of creation that we may learn its reason for being. Then we will not judge our Creator, as we have in the past through lack of knowledge. For truthfully no man can judge his Creator or any of His creation. When man makes a thorough study of Life's purpose, understanding replaces judgment. For then man as the highest expression, becomes one with his Creator. And his intelligence is in line with the Creator's intelligence.
118 今やおわかりのように、人、すなわち人の心は学習を通じて完全なる創造の現出に向かって努力している創造の過程にあります。そして時間は関係ありません、永遠には時間が無いからです。ですから私達がその存在の理由を学ぶことが出来るよう、様々な創造の段階を学ぶことは私達にとっての義務なのです。そうすれば、かつては知識の不足から行って来ましたが、私達は私達の創造主を裁くことはしなくなるでしょう。何故なら、本当に人は自分の神や神の如何なる創造物をも裁くことは出来ないのです。人が生命の目的を徹底して研究する時、理解が裁きに置き換わります。そうなれば、人は最高位の表現者としてその創造主と一体になるのです。そしてその知性は創造主の知性と一致します。



【解説】
よく"若気の至り"という表現を用いますが、私達はその人生において学習の課程にあることは確かです。そして生涯の終末を迎えた時、自身で何か本質的なこと、本講座で学びつつある領域の事柄について理解出来、創造主の意図が多少とも実感出来ていれば、今人生は大成功ということになるのではないでしょうか。
もちろん、各自の歩む人生は人それぞれでありますが、最も身近な存在である家族や友人に対し、その生涯を手本として見せることが出来れば、役割の一つを果たすことが出来たと言えるように思います。たとえ高齢になっても毎日、何かに向かって努力をすればそれは少しずつでも積み重なって人生を豊かにして呉れるものと思われます。また、自然の美しさや精妙さに気付くことも多くなることでしょう。
従って、もし私達が進歩の道を歩んでいれば、必ず目的地にも到達出来るでしょうし、過去、即ちこれまでの自分に比べて向上させることが出来ている筈です。芸術家と同様、習作を積み重ねた上でやがてその代表作が生まれる程の技量の段階に至るのと同様です。


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