ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落109 [2017-02-13]


109 The Breath Of Life is proof of that, and it is given freely to all forms of life. For was not the first clay form of man activated into life by THE BREATH OF LIFE, breathed into its nostrils by the Creator? And it became a living soul, or a conscious being. A new born child is slapped on the buttocks and made to take the first breath, or it would not be alive. And notice here, the mind is only partially active, yet the baby is consciously alive. We know that a young mind knows no fear until fear is imposed upon it. Or until it begins to act with the mind and gets hurt, then fear takes over.
109 生命の呼吸はその証しですし、それは生命のすべての形有るものに無償で与えられています。人間に形取られた最初の粘土が創造主によって鼻から息を吹き込まれ、生命の呼吸によって生けるものになったのではありませんか。そしてそれは生ける魂、意識ある存在になったのです。生まれたばかりの赤ん坊がおしりを叩かれて、最初の呼吸をさせられますが、そうしなかったら、生けるものとはならないでしょう。そして、ここで注意して欲しいのは、赤ん坊の心は一部しか生きていませんが、赤ん坊は意識的には生きているのです。若い心は恐怖が押し付けられない限り、恐怖を知らないことを私達には分っています。あるいは赤ん坊が心といっしょに行動し、痛みを得るとその時から恐怖が支配するようになるのです。



【解説】
先日あるテレビ番組でアフリカで独り活躍する日本人医師の姿が紹介されていました。その中に難産の末、羊水を大量に吸い込んでいた赤ん坊から羊水を吐き出させ、最初の呼吸が始まるまでの医師の措置が放映されていました。呼吸を始めなければ命が無い緊迫した状況です。
やがて赤ん坊は泣き声を上げると同時に自ら呼吸を始めるようになり、周囲の者を安堵させたという訳です。これは人間の誕生の場合ですが、人の死の時は呼吸が止み、そして心臓が止まるという中で肉体が死を迎える訳です。
このように私達は昼夜を問わず呼吸していることが生きて居ることの証でもあるのです。しかもその呼吸する空気はあらゆる生きものにとって共通のものということもポイントとすべきでしょう。
古来からもこの呼吸についての重要性は多くの呼吸法があることからも分かるように、広く着目されたところです。私達は生命代謝の基本という呼吸作用の中に更に深遠な意義を探究し、知覚するよう注意を払う必要があるのです。


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