ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落101 [2017-02-01]


101 And the ego must learn how to apply the impressions that come from the guidance of the THY WILL which is the conscious will, instead of the will of the mind. If a harmonious life is to be enjoyed, the will of the mind must submit its will to the will of consciousness, then the THY WILL is done. The difference between the two is - the conscious or THY WILL does not force itself. It is kind and mellow in its expression, while the ego will is aggressive, domineering and self-centered. Conscious will knows no fear - the ego will fears all through life and makes many mistakes.
101 そしてエゴは心の意志に代わって意識の意志である「汝の意志」の導きから来る印象をどのようにして応用するかを学ばねばなりません。もし、調和ある生活を謳歌するなら、心の意志は意識の意志にその意志を委ねなければなりませんし、そうすれば汝の意志が行われるでしょう。これら2つの違いは意識あるいは汝の意志はそれ自身を強制しないことにあります。その表現はやさしく、豊潤ですが、一方、エゴの意志は攻撃的で横暴、自己中心的です。意識は恐怖を知りませんが、エゴはその生涯を通じて恐れており、多くの過ちをおかすのです。



【解説】
いずれにしても日々、私達は何らかの意思決定をして行動に移すことになります。しかし、これまでの私達は自分の限られた心の範疇の意思しか知らないまま、問題だらけの行動を起こし、痛い体験のみを積んで来ました。
しかし、既に学んでいるように、私達の内部にはもう一つの存在があり、宇宙の本源と通じるものが存在し、私達を支え続け、養い続けて呉れています。本文ではこれを「汝の意志」と表現されていますが、それは無言の意識の意志とも言えるものです。
このどちらを採択すべきかは明らかなのですが、現実には私達は自分のレベルに近いエゴの意志、心の意志に従い易いのです。実際にどのような想念・印象に従うべきかは説明が難しいのですが、それでも実は大切な印象・想念ほど、精妙、微妙なものであるように思います。それらに気付く為には、常に心を止水明鏡のごとく鎮めて置き、僅かな振動にも気付くこと、またそのような高い次元の想念周波数に同調出来るよう、自らを高めて置く必要があることは言うまでもありません。


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