ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落058 [2016-11-18]


058 The mind, in order to learn from the consciousness must humble itself to get each point in a clear manner. For this instruction comes only by impressions. Whether observing an object or listening to sounds, impressions will be given independent of the mind. Consciousness is not governed by habits like the mind is. i.e. When I made the first contact with a space person my mind wanted to know many things, especially things that conformed with my habitual life. I had to control my mind and remain silent so that I could receive all that he wished to impress upon my mind. Had I speculated on what was to be given, I would have missed the significants of the meeting.
058 心は意識から学ぶには各々の要点を明瞭に理解する為、自らを謙虚にしなければなりません。何故なら、この教えは印象によってのみもたらされるからです。ある物体を観察する際や音に耳を傾ける際に、印象は心とは無関係にやって来ます。意識は心のように習慣に支配されておりません。ですから、私が最初に宇宙人と会った時、私の心は多くの事柄、特に私の生活習慣に合った事柄を知りたがっておりました。私は自分の心を抑制し、相手が私の心に印象付けたいと思っていたこと全てを受け入れる為に沈黙を続けたのです。もし私に何を与えられるのか考え巡らせていたら、私はその会見の重要ポイントを見失っていたことでしょう。




【解説】
重要なことは常に受容的な心境を持ち、授けられる印象に対して鋭敏さを保つことだと思います。結局答えはいつもインスピレーション即ち、想念・印象という瞬時のパルスで贈られて来ますので、それを正確に受信する為には心自体を空(Empty)にして置く必要があるのです。まさに"心貧しい状態"という訳です。
その為には沈黙が必要で、心の中を自らの想念が満たしているようでは他の印象が入り込む余地はないのです。また、とかく私達は興味本位の関心から様々な情報を求めがちですが、私達にとって必要なことは、先ずは"因"との関係における基本的な理解であり、"因"と"結果"との関連性を理解すること、納得できる体験を得ることです。その為には枝葉末節的な知識への要求は脇に置いて、基本的な事柄について理解を深めることを優先させなければなりません。


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