ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落059 [2016-11-21]


059 In later contacts when I was given the privilege of asking questions, I did. But in each case I had to wait for that privilege to not interfere with what was being given. Many things did not fit into my way of life at the time but I was patient and trusted the ones who were giving me the knowledge. At first it was like a puzzle but at the end when all parts were put together the picture was clear. Had I been impatient and interrupted the individuals who were giving me the information I would have lost the precious jewels and had nothing but confusion. As I became as a child to the instructor, I was given many privileges and I am now living in the Cosmic Kingdom instead of the world that l did before.
059 その後の会見で私が質問の特権を与えられた時、私は質問しました。しかし、どの場合でも私は与えられている事柄を邪魔しないようその特権を待たなくてはなりませんでした。多くのことが当時の私の生活の仕方に合いませんでしたが、私は忍耐強くまた、その知識を授けてくれる人々を信頼しました。最初、それはパズルのようでしたが、ついに全ての部品が繋ぎあわされた時、その絵は明確なものでした。もし、私がせっかちで、その情報を授けてくれる個個人を遮ってしまったら、私は貴重な宝石を失い、また混乱以外何物も得なかったことでしょう。私は教師に対して子供のようになることで、私は多くの恩典を与えられ、今や私はそれまでの世界に代わって宇宙的王国に住んでいます。




【解説】
本項では「学ぶ」際のとるべき基本的な心構えについて、著者自身の体験という形をとって私達に解説しています。
実際、このような事例のように私達自身が他惑星の宇宙船に招かれることはあまり考えにくいのですが、この著者自身の体験を語る中で、著者は私達が"因"に対して指導を仰ぐ際の心構えを説いているように思います。また、人生における師となる者とその弟子との関係も同様です。
私達は程度の差はあっても、他者に教える、或いは他者から学ぶ機会は多いものです。そのいずれの立場に立つ場合でも、師弟の関係はかくあるべきという訳です。従って特に私達は師となる際には、その教えを受け取る人達を心底受け止め心血を注いで育むことが必要ですし、その弟子にあっては師を信頼して伝えられる内容の真価を味わい、その意義を深めるなど教えに共鳴することを第一としなければなりません。


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