ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落055 [2016-11-15]


055 If a family is to be happy, each individual of the family must respect each other member as he would like to be respected. And each must have trust and faith in the parents that are the guiding hands. And so it is with the senses - they are the family that make up the household of a man. And they must be taught respect, trust and faith in each other. And above all, for the parent which in the consciousness. It will not be easy to rehabilitate the senses due to the many habits that they have cultivated. But this must be done if we are to have a heavenly type of life. There is no other way except through learning and understanding the reason for life.
055 もし家庭が幸せになろうとするならば、その家族の各員が自分がそうされたいように互いを尊敬ししなければなりません。そして各々が導き手である両親に信頼と確信を抱かなければなりません。そしてそれは諸感覚についても言えることです。それらは人間という家庭を作り上げている家族なのです。そしてそれらは互いに尊重し、信用し、信頼することを教えられねばなりません。その中でも両親である意識に対しては特にです。それらが養った多くの習慣の為、諸感覚を矯正するのは容易ではないでしょう。しかし、私達が天国のような生活を得ようとするなら、この作業は成されなければなりません。生命の存在理由を学び、理解することを通じて以外に他の道は無いのです。




【解説】
心を鎮め、気持ちを整えるとはどのようなことかについて本項は説いています。
私達の心は過去の体験でしか判断出来ませんが、因からの印象は絶えず私達に新しい概念のヒントを与え続け、私達を導いて呉れています。いわばその贈り主であり、私達を子供のように見守って呉れる存在への信頼なくしては私達は前進出来ません。そこにFaith(信仰、信頼)が重要となる訳です。
もちろん私達の心は暴走を戒めなければならないのですが、単に問題があるとするのではなく、互いに尊重する姿勢こそが大事だと説かれています。感覚こそ元来、私達に授けられた道具や窓であり、それらを本来の姿に戻すだけで良い訳です。
これらの事柄は毎日、自分で一つ一つ確かめること、一日の心構えを決めて実践し、その得た結果から宇宙普遍の原理・法則として納得・確認することが重要です。


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