ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落054 [2016-11-14]


054 Unless the sense mind disciplines itself and allows the consciousness to govern it, it will continue as it has in the past.
054 感覚心が自身を鍛練し、意識に心の支配を任せるようにしない限り、その状態は過去と同様、引続くことでしょう。



【解説】
心を柔軟でオープンな状況に保って、因から時に授けられる印象をしっかり受け止め活用することが大切な所です。その前提となるのは私達自身が自分を向上させようと思うことであり、至らない自分自身を何とかしたいと思うことです。
これまでの体験からも先ずは自らの気持ちを鎮めて、問題の回答を宇宙的拡がりを持つ空間、因の領域に求める心境、落ち着いた中でも答えを求める謙虚さが重要だと考えます。いわばそのような心境はアンテナを因の世界にまで拡張するようなものです。
外から見ると本人はガムシャラに努力せず、他力本願のように映るかも知れませんが、心主導でなく、目に見えず耳に聞こえない意識の指導に従うことの方が遥かに重要であり、ゴールに近いのです。私達は所詮、生涯を通じて自分自身に向き合い、自分を改良して生きて行かなければなりません。その過程で自身の実状を直視し、少しずつでも改善する日々の精進が説かれています。


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