ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落052 [2016-11-10]


052 And oftimes the mind takes the stand of least resistance, a state of inertia, and does nothing. It tries to escape its responsibility instead of having the determination to learn by correction. It has been said that God helps those who help themselves. So the individual must do something in order to correct the undesired results and have the rewards hoped for.
052 そして、しばしば心は最小の抵抗、慣性状態をとり、何もしなくなります。心は修正によって学ぼうと決心する代わりにその責任を逃れようとします。しかし、神は自ら助ける者を助けると言われてきました。ですから、個人は不本意な結末を修正し、望んでいた報酬を得る為には何かを成さねばなりません。




【解説】
本項は私達自身(エゴ)の特徴をよく表しています。多くの場合、私達は大きくなった問題に対して何ら直面し解決に努力することなく、放置した上に責任逃れに明け暮れるからです。
一方でよく言われることは、問題を抱え込んだ場合、無理せず十分眠って一時期問題から離れよと説かれる場合があります。それは自我(エゴ)がその問題解決に耐えられない場合、神経症に陥ることを避ける為でもあるのです。本項で言うことと全く逆の対応ではありますが、それほどに私達の自我(エゴ)の取扱いは容易ではないという訳です。
しかし、放置してもいつかはその問題に直面せざるを得ませんので、私達は少しずつでも解決に向けた行動をとる必要があります。また行動を始める中で、解決策が授けられるようになるとも説かれています。前課で学んだように石が転がり問題nぶつかる中で磨かれるように、実践行動こそがゴールに繋がるということです。


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