ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落051 [2016-11-09]


051 In time it must retract these opinions if it is to have a pleasant existence. All of the troubles in the world have been so created. And when they become too great, people decide to place them in The Hands of God, which is the All Inclusive Consciousness that created all things with a purpose. Each person will hope that this Great Intelligence will correct the situation. But when the correction is shown in many cases, it is not accepted for it is not understood by the mind which made the mistake in the first place.
051 もし快適な存在を得るのであれば、いずれはこれらの意見を引っ込めなければなりません。世の中のトラブルの全てはそのようにして造り上げられて来ました。そして、それらトラブルが大きくなりすぎると、人々はそれらを万物をひとつの目的で創造した全てを包括する神の御手に委ねることを決意します。各個人はこの偉大な知性が状況を修正してくれることを望むのです。しかし、多くの場合、修正法が示されても、その修正案は受け入れられません。最初に過ちを犯した心によって理解されないからです。



【解説】
私達は駄々っ子のようなものだということでしょう。各々自分勝手な文句だけを言って過ごしている訳ですが、問題にぶつかると自らは何の解決策も持たない為、ただ騒ぎ回って最後には問題そのものを放棄するか、"神様"にお願いするしか方法が無い訳です。
本来問題解決は事態が肥大化しない内に対処すべきであり、私達はその問題の発生段階、つまりは"原因段階"、即ち"想念段階"から是正を行うことが重要ではないかと考えます。既に学んで来たように、全ては想念・印象のレベルから物事は現実化に進行する訳で、その源となる想念・印象のレベルにおいて常に正常な状況を維持すること、より高次・深遠なるレベルに自らの心を保つことが重要です。
また一方では自らの心の過ちについては、いち早く改めることが必要となります。各々の場合には本文に記載があるように、意識による是正のアドバイスが与えられますので、その印象を快く受け入れれば、事態は必ず良好な方向に進むことになります。


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