ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落022 [2016-09-27]


022 The major purpose for man seems to be -- an unlimited Expression of Cosmic Intelligence -- as no other form seems to have that scope of ability. Yet to do this, every phase of creation must be understood. When Jesus instructed his followers to be "about the Father's business" he had reference to this way of life. And in order to do this one must study each manifestation from the lowest to the highest.
022 人間の主な目的は、宇宙英知の限り無い表現であるように思えます。他の形有るものがそのような能力の可能性を持つとは思えないからです。しかし、これを成す為には、創造のあらゆる段階が理解されねばなりません。イエスが弟子に「父の事に携わる」ようにと命じた際、彼はこのような生き方との関連で述べたのです。そして、これを成す為には、人は最低位から最高位に至るまでの各々の現れを学ばなければなりません。



【解説】
本項はルカ伝第2章49節を指すものと思われます。解釈(http://stonepillow.dee.cc/kurosaki_frame.cgi?42+2+2-2)によれば、"聖書に記されしイエスの最初の御言であり、極めて重大なる一節である。イエスはここに神を「わが父」と呼び給うた。(中略)「父」のことを思う時、他に何事をも考えることができず、肉の両親のことをも忘れてしまうほどの熱心さであった。心配してこれを尋ねていた両親をかえって不思議に思い、その両親がイエスの心理を解しないことを怪しみ問うた。イエスの神の子に在すことの最も良き証拠としてこの御言が残されていた"、とされているようです。
イエスが「父」と呼んだ創造主の事柄に携わることが、私達の本来の務めなのですが、その為には著者は先ずは低次なものから最高次のものまであらゆる創造現象を観察し、学べと説いているのです。
やはり無関心が最もいけない態度であり、創造主への不遜です。私達は自分に与えられた好条件に感謝するとともに、努めて幅広い分野に関心を持ち、それら創造物の役割や生きて行く為の仕組みについて学ぶ必要があります。そうした関心を持つことで、それらとの一体感や印象の交流も可能になるという訳です。


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