ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落010 [2016-09-08]


010 So we not only are going to develop our minds with the help of consciousness, but also expand our conscious perception at the same time. And in this way we shall see the Creator face to face through the mind and the consciousness as they become one.
010 それゆえ、私達は意識の助けを受けて自らの心を発展させようとしているばかりでなく、同時に私達の意識的な知覚力を広げようとしているのです。そしてこのようにして、私達は一体となった心と意識を通して創造主を面と向って間近に見ることとなるのです。



【解説】
私達は自らの心が発達し、自らの意識が拡がって、両者が融合した状態になれば実際、創造主が見えるようになると著者は説いています。この原文の"shall"はある意味、”必ずそうなる”というような意味を持っている表現です。
もちろんその為には、心を落ち着かせ、結果に囚われている状態から解放して、もう一方の存在である自らの意識による助言を信頼することで問題解決を目指さなければなりません。また、それに基づき具体的に行動することで現実世界に働きかけることも有用なのではないかと思われます。
いずれにせよ、私達の心は自らの日常生活の中で様々な問題を抱えている訳で、その一つ一つの解決の経験こそ、貴重な体験になりますし、私達自身の成長の為の糧でもあるのです。おそらくはこれまでの自らの心の持ち方、取組の仕方が現状に至った遠因と見るべきで、そこから新しい視点、心境を開拓して本来の成長に向けて再出発することが求められていることでしょう。その前途には創造主が待っておられるという訳です。


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