ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落009 [2016-09-07]


009 We must follow this same procedure of study in order to know nature and thus be able to free ourselves from the mysteries that have surrounded us and made us an entity separated from our creator. Then we shall come into an understanding of Cause and Effect. And our mental senses will perceive all forms and their purpose. And consciously we will understand the cause back of the manifestation.
009 私達が自然を知るためにはこれと同じ手順に従う必要がありますし、そうすることによって私達を取り囲み、私達を創造主から分離した存在にしていた諸神秘から私達自身を解放することが出来るようになるのです。そうなれば私達は原因と結果の理解に到達することでしょう。私達の心の感覚は全ての形有るものとそれらの目的について気付くようになるでしょう。そして意識的に私達は出現の背後にある原因を理解することになるのです。



【解説】
私達が抱える問題は、自らの存在の目的や周囲(環境、自然)との関係について実感できていないことにあるのです。本来の姿に戻る為に私達は前項(008)の医者のように、自分自身や他の存在、自然の営み、そして宇宙について探究する必要があります。
孤独感はこの関連性を理解していないことから生まれますし、独善的な生き方の末路かも知れません。しかし、自らが生命を与え支えて呉れる”因”の恩恵を常に受けていることを悟れば、以降その者はどのような状況にあっても日常生活を享受する心境になれるものと思います。
また、一つ一つの因からの助言(印象)を知覚することで豊かな生活が始まるでしょうし、身近な自然から多くの発見もあることでしょう。自然の中で因の作用に気付くことはその人にとって宝物とも言える体験を手に入れることでもあります。「同行二人」の表現のように、何処に行くにも”神様と一緒”という心境かと思われます。


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