ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落224 [2016-08-03]


224 "Tomorrow you will be privileged to meet the one that you have known as your earthly wife. She is now a young woman living on Venus. She will not recognize you as her husband, but rather as a Cosmic brother. Neither will she wish to be reminded of her life upon earth, for her present life is free from the bondage of self and self interests."
224 「明日、貴方は貴方の地球での奥様であった方にお会いすることが許されるでしょう。彼女は今、金星で少女として生きています。彼女は貴方を夫としてではなく、宇宙的な兄妹の一人として受け止めることでしょう。また彼女は地球上での自分の人生を思い出したいとも思わないでしょう。何故なら、彼女の現在の生活は自己や自己の興味による束縛から自由になっているからです。」



【解説】
前々項から続く「生まれ変わり」について、彼ら宇宙兄弟達は具体的な例を先に金星に転生したアダムスキー氏の妻メアリーに逢わせていることが本項で記されています。
もちろんアダムスキー氏自身も人間は転生することをよく知っていた訳ですが、氏に具体的な検証を果たすことで、それらの報告を読む私達にとって、好事例になることは明らかであり、そうした意図の下で計画されてものと思われます。詳細については「金星旅行記」に記載があることは皆さまご存知の通りです。
一方、本文に記されているように、地球では夫婦であっても転生後は別の関係、言い換えれば過去生とは離れて新しい生き方が用意されることに注目したいところです。各自の人格の形成にとって足りなかった側面を異なる環境で学ぶ為の新しい学校、新たな環境が用意されるという訳です。そこにはかつて仏典にあるように、他の生きものに生まれ替わったりするようなことはなく、次回も人間として生きて行くことになることも重要なポイントです。今期の成果の上に来期の生活があるという訳です。


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