ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落223 [2016-08-02]


223 Firkon continued, "As we have told you before, your book of records that you call the Holy Bible, contains these laws that we tell you of, for did not Jesus the Christ say to the thief on the cross beside His,
'Verily I say unto thee, Today shalt thou be with me in paradise.'? * (Luke 23:43). Therein expressing immediate rebirth.
223 ファーコンは続けた。「私達が以前、貴方にお話したように、あなた方が聖書と呼ぶ記録の書には、私達が今お話しているこれらの法則が記述されています。何故なら、イエス・キリストは傍らの盗人に向かって『まさに私は汝に言っておく。本日、汝は私とともにパラダイスに居るだろう(ルカ23:43)』と言ったではありませんか。その言葉の中には即座の復活が表されているのです。」



【解説】
生命体の生涯は死で途切れることはないことを聖書は伝えています。また、同種のことは仏教でも教えるところであり、輪廻転生の法の下に私達はあるという訳です。
とりわけ、イエスは身を持って私達に人の死後、速やかにしかるべき場所に生まれ変わることを教えたのです。十字架の激痛の中にあっても、傍らの改心した盗賊人に優しく生まれ変わりを諭しており、穏やかに死を迎えるよう説いています。
ここで、ファーコンは聖書を記録と表現してアダムスキー氏に語りかけているのですが、その背景には聖書には時々の状況にイエスが語った言葉を正確に記録したものであること、同時にまたイエスの弟子であるヨハネとしてアダムスキー氏が当時、イエスと行動を共にしていたとされることを暗に示しているように思われます。
聖書の中のイエスの言葉は2000年余の歳月を経過した今日でも、その真意に迫ることが出来るように思われます。


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