ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落222 [2016-08-01]


222 "Untold opportunities are granted to man to return to his Father's household for there is no smallest part of essence or intelligence that is lost or is not ever active. When the garment known as the body, releases the flame of life to continue its activities elsewhere, the cell intelligence is busy changing the elements of the body into the dust from whence they came. But the flame of Cosmic Intelligence has found a new vessel which contains renewed energy, in which to express. Thereby continually granting to individualized portions of matter the opportunity to evolve to a higher state of service and understanding."
222 「人には自分の父の家庭に戻る為の明かされていない機会が認められています。何故なら、失われたり永久に活動しない真髄や英知はどんなに細かい部分と言えど無いからです。肉体として知られている衣服がその活動をその後何処かで続けるべく生命の炎を解き放つ時、細胞の知性は肉体の諸元素をそれらがやって来たチリに変化させるべく忙しくしています。しかし、宇宙的知性の炎はそれを表現すべき再生したエネルギーが入っている新たな容器を見つけています。その結果、各個人に分かれた物質に対して奉仕と理解においてより高い状態に進化する為の機会を与え続けているのです。」




【解説】
本項は人間が死を迎える際、どのような事態が起こるかを端的に教えています。
即ち、私達はその際、本来の「父」の家庭に戻れるチャンスが与えられているという訳です。恐らく死に行く私達は意識も朦朧とし、肉体もその維持から分解へと舵を切っている訳ですが、そうした中にあって、私達の宇宙的知性は宇宙の中に新しい肉体が準備されていることを知り、その元に私達の本性を移行する準備を整えているのです。
こうして死から新たな誕生へと生命活動は途切れることなく継承されますし、個性も移行されるということでしょう。私達が死を迎えた際にどのような心境になっているかが大事であるということでもあります。


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