ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落219 [2016-07-27]


219 "From the bosom of mother earth the seed grows to a beautiful and productive tree expressing its full potential in bringing forth fruit. According to the
seasons., tender new leaves grow into maturity, delicate blossoms proudly display their color and fragrance attracting pollen and the elements required for the growth of the individual apples. Slowly the blossoms release their beauty that the fruit bearing the re-creative seed may fulfill its purpose.
219 「母なる大地の胸元から、その種は一本の美しく、そして果実をもたらす完全な潜在力を表現する木に成長します。季節に従って柔らかな若葉は成熟へと成長し、繊細な花々はそれらの色や香りでひきつける花粉やその他の一つ一つのリンゴの成長に必要な要素を誇らしげに表現します。花々はゆっくり、その再創造の力を持つ種がその目標を成就する実を付けるよう、その美しさを解放するのです。



【解説】
一粒の種が大地の中に播かれると、その種は大地の庇護の下、自身に託された創造の目的の実現に向けて活動を開始します。それは種から発芽し、若葉を出し、やがて幼木から花を付ける成長した木になるまで、休むことはありません。
何ら迷いもなく、ひたすら自身の発現の為、内なる使命を成就する為に働くのです。しかしここで注意したいのは、彼らは苦難の中ガムシャラに努力しているというよりは、静かにしかも豊かに自身を通じて自然の豊かさ、生命の美しさを体現していることです。
植物がこのような自然(宇宙)の法則の中に身を置いて生きていることを実感することが大切です。私達は本来、自然との調和の中に暮らすことで、少しでも彼らに倣った心境を保つことが求められているように思います。


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