ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落206 [2016-07-07]


206 Idealists have ofttimes visualized the perfect man as an etheric being who dwelt only in the planes of celestial glory and had powers to overcome the laws of nature, but we find the Triterians to be dwelling on the earth in physical bodies and cooperating fully with the laws of nature.
206 理想主義者達は、しばしば完全なる人間を天上の栄光の中にのみ暮らし、自然の諸法則を征服する力を持つ霊妙な存在のように思い描いて来ましたが、私達はこのトリテリア人達は肉体を持って地上に暮らし、自然の諸法則と完全に調和していたことに気づきます。



【解説】
精神面を探究して行くと、その素晴らしさに現実の物質世界を無視し、そのまま霊的世界のみを探究しがちですが、それはあるべき本来の姿ではないことを本項では注意しています。
何より、その手本が他惑星の人々の暮らしぶりにありますし、アダムスキー氏が彼らとの交流について世界に発信した理由もそこにある訳です。私達同様の人間がしっかり地についた理想的な生活を送っていることを示した意味は大きいと思っております。
つまり、太古の昔は「神人」とされ、天空に昇って行ったとされるこれらの人達は、具体的には私達と何ら変わらない人体を持っていた訳で、科学技術やその精神能力が私達より秀でていた為、何か別格の神の使いのような存在に思えたに過ぎません。
理想は実現するとあります。私達もこの手本を目標に毎日の生活を送る必要があります。


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