ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落204 [2016-07-05]


204 In the bible of every race there is an account of creation and the suggestion of an Eden where man dwelt in the perfect state of being, but there is little more than the suggestion and it has been accepted by humankind as a beautiful bit of mythology that has an indifferent effect upon the progress of man in his present state of being. In the annals of consciousness, however, is revealed the truth concerning a race of God-men and their Edenic homeland.
204 あらゆる種族の聖典の中には、創造の記述と人間が完全な状況の中で暮らしていたエデンの園と呼ぶべきものの示唆が書かれていますが、それは示唆以上のものではなく、これまでは人間の今日の状態への進歩にとってどうでも良い程度の神話の美しい小片でしかないとされて来ました。しかしながら、意識の年代記の中では、神人族とそれらのエデンの母国に関する真実が明かされています。



【解説】
著者はレムリアの歴史を語った後、多くの民族の神話に登場して来るエデンの園について、本項で言及しています。
つまり、レムリアは滅びた訳ですが、それとは別に神と人間が合一状態にまで融合した人達の存在を示唆しているのです。
私達日本人には竜宮城の神話もあるのですが、それらも含め、エデンの園は遠い過去の話であり、現代では痕跡すら残っておりません。
しかし、アカシックレコードにはこれらの記憶が残されていると著者は説いているのです。私達が思いも寄らない程の長年月を経過しても、この意識に残る記憶は消えることが無いということでしょう。私達が日々発する想念は克明に空間に記憶されると思った方が良いのです。


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