ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落203 [2016-07-04]


203 The earthquakes and the sinking of the continent were due to natural causes. A shift or change of the surface of the earth comes at certain intervals, but the people of Lemuria had become so immersed in the mortal world of effects that they paid no attention to the warnings given by nature. Had they been alerted to these signs they could have moved to safer territory
203 地震や大陸の沈下は自然の原因によるものです。地球表面の移動や変化はある間隔でやって来ますが、レムリアの人々は結果である死すべき世界にどっぷり漬かってしまっていたために、彼らは自然によって与えられた警告に注意を払わなかったのです。彼らがこれらのサインに注目していれば、彼らはより安全な地域に移動することが出来たことでしょう。



【解説】
ここでは大陸の沈下の理由を地球の長年月の周期における活動の一環だとしています。私達は”生きている大地”の上を一時的に借用して生活している以上は、それに従った対応をとる必要があるという訳です。
自分自身のことで頭が一杯で、これら変動に対して鈍感な私達は自然からの事前のサインに対して無頓着、無関心である為、災害から被害を受けやすいということでしょう。事実、野生動物達は如何なる災害に対しても被害を受けないよう、実に適切な行動をとります。逆に私達はこれら動物達の行動を地震その他自然災害の前兆現象として頼りにする始末です。
同様な意味において、現代を生きる私達も自分の身を守る為にも、自然界の変化について鋭敏になり、変化の兆候をいち早く察知しなければなりません。アダムスキー氏が逢っていた宇宙人達も、宇宙空間の変化についていつも監視していると知らされておりますし、絶えず太陽系その他の変化に注視しているのです。
自分自身も含め、精妙な変化を印象を通じて感知する能力を伸ばして行くことが重要だということです。


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