ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落198 [2016-06-27]


198 They were a very industrious and active people, highly sensitive and intuitive. They were able to converse with each other through a form of mental telepathy and their actions were mainly guided by the greater intelligence of their being so they were able to obtain marvelous results. They were highly advanced in the science of the cosmos and through their understanding of the laws of action they had a remarkable control over the elements of the earth.
198 彼らはとても勤勉、活発で、高度な感受性を持ち、直観力がある人々でした。彼らは精神的テレパシーの形態を通じて互いに会話することが出来、彼らの行動は彼ら自身の存在のより大いなる知性によってもっぱら導かれていたために、彼らは驚くべき結果を得ることが出来ました。彼らは宇宙の科学において高度に進歩しており、活動の法則の理解を通じて、地球の各元素に対する驚くべきほどの統制を行っていました。



【解説】
レムリアの人々の精神性について、著者は本項で語っています。それはあたかも著者自身がその遠い昔、その地で暮らしていたかのように、当時の人々の暮らしぶりについての記しているのです。これらの知識をどのようにして著者が得ることが出来たのかは不明ですが、本章で言うアカシックレコードの中には、こうした人々の精神活動が記録されており、それらに親しむことにより、当時の状況を手に取るように分かるのではないかと考えています。
また、これらレムリアの人達が万物に神性を見出し、想念・印象に深い感性を有していたことは、私達日本人の基本的精神性にも通じる所があるように考えます。議論や論調で相手を打ち負かし支配するというような西欧的なものとは大きく異なり、自然の中に息づく法則を大切に、また畏れるという日本神道の基本にも繋がるものと言えるでしょう。
毎日を誠実に、また力の限り行動して、理想を実現する中で、当初のレムリアは黄金期を迎えたという訳です。


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